葛飾北斎「春画」木版画復刻プロジェクト

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葛飾北斎「春画」木版画復刻プロジェクトとは、葛飾北斎が描いた春画を木版画で復刻させるプロジェクト。

19世紀、フランスを中心にヨーロッパに巻き起こったジャポニズム(日本趣味)をきっかけにゴッホ・モネ・ロートレックなど当時のヨーロッパの印象派の画家たちに多大なる影響を与えた浮世絵。今まで見た事も無い克明に描かれた日本の生活風俗の絵画描写に彼らは驚愕しました。浮世絵は肉筆と木版画を共有する独自の文化を持ちながら、特に木版画の他に類を見ない多色摺などその技術を進化させていきます。印象派の画家達はその中で肉筆ではなく、木版画の芸術技法に大いなる興味を注いだと言われています。

その絵師・彫師・摺師の三位一体の協力体制から生まれる伝統文化・技術の結晶である浮世絵木版画の中でも彫師・摺師の技術が非常に繊細で高度なものを求められるのが「春画」です。その「春画」への取組みにより木版画技術の向上と、日本を代表する素晴らしき木版画を世界の皆様にお届けして行きたいと考えています。

第1章として葛飾北斎の各春画タイトルより、「春画」研究で知られる国際日本文化研究センター早川聞多名誉教授の監修、国際日本文化研究センターの協力のもと「春画」3図を江戸時代から浮世絵を専門とする「彫り」、「摺り」の技術を継承する職人たちによって復刻し、これまで数々の「春画」ムック本を出版している株式会社平凡社とのコラボレーションにより別冊太陽特別企画「北斎あぶな絵名画撰」特彫全3図として世界限定500SETにて発売します。

(プレスリリースより)

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