情 報
「江戸猫 湯のみ」は江戸時代の浮世絵師 歌川国芳（うたがわくによし）が描いた猫がモチーフの湯呑。
歌川国芳が描いた「其のまま地口猫飼好五十三疋」の猫をモチーフにした湯のみで、どの猫も愛嬌があり、味わい深さを感じます。
「其のまま地口猫飼好五十三疋（そのままじぐち・みょうかいこうごじゅうさんびき）」は、 東海道の五十三の宿駅に日本橋と京都を加えた五十五の語呂合わせで、様々な猫たちの姿を描いています。
例えば…
品川（しながわ）→白かを（白猫の顔）
舞阪（まいさか）→だいたか（子猫をしっかり抱いたか？）
日本橋（にほんばし）→二本だし（かつお節二本）
など、まるでダジャレのような、同一または似たような響きの語句を使って別の意味を表現する言葉遊び「地口」を猫によって描いています。歌川国芳による楽しい癒し系の戯画です。
