世界の眼でみる古墳文化

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日本列島には、3世紀中頃から6世紀までの約350年間、世界史的に見ても稀なスケールをもった先史モニュメントが築かれました。それは現代でも地域の景観を演出し、一部はいまだに国家的祭祀の対象となっています。

本展は、2019年の第1展示室[先史・古代]のリニューアルオープンに先立って、日本の歴史と文化の最大のシンボルともいえる古墳を、世界の先史モニュメントと比較して特質をあぶり出し、その主人公として葬られた王の姿を出土品などから復元します。さらに、そのような王や古墳の姿を、現代日本のアートやサブカルチャーの担い手、世界の考古学者たち、古墳が築かれたのちの今までの日本人や日本社会がそれぞれどんなまなざしで見つめ、そこに何を求め、未来にどう伝えようとしているのかを、作品・写真・古文書・出土品・複製品など約100点のさまざまな展示を通して明らかにします。

本展の見どころ

  • 世界先史文化の名だたる巨大建造物をそれぞれ専門の研究者が解説する中に古墳の模型や説明を置き、日本の古墳が世界の中でどれほど巨大なのか、なぜ巨大なのかを浮かび上がらせます。
  • 重要文化財の出土品や新たに作成した大型レプリカを駆使して、巨大な古墳に眠る王の姿と、その本当の役割を再現します。
  • 有名アーティストが、古墳の武装具研究の成果を盛り込んだ英雄像を描き、サブカルチャーと考古学のコラボによって古墳と王の新しいイメージを示します。
  • 日本だけでなく世界の人びとの、現代だけでなく過去の人びとの、学者だけでなく行政や社会にたずさわっている人びとの眼から、古墳のもつ多様な意味や役割を浮き彫りにします。
  • 実寸大レプリカや細密な模写画像によって再現された装飾古墳の石室の世界を体験していただくことで、自らの心と身体で古墳とは何かを洞察できます。

概要

  • 会場 国立歴史民俗博物館 企画展示室A・B
  • 料金 一般:830(560)円 / 高校生・大学生:450(250)円 /
    小・中学生:無料 /( )内は20名以上の団体 
    ※総合展示もあわせてご覧になれます。 
    ※毎週土曜日は高校生は入館無料です。
    ※高校生及び大学生の方は、学生証等を提示してください。
    (専門学校生など高校生及び大学生に相当する生徒、学生も同様です)
    ※障がい者手帳等保持者は手帳提示により、介護者と共に入館が無料です。
  • 開館時間 9時30分~17時00分(入館は16時30分まで)
    ※開館日・開館時間を変更する場合があります。
  • 休館日 月曜日(休日の場合は翌日が休館日となります)
  • 主催 大学共同利用機関法人人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館

場 所

国立歴史民俗博物館 ( 千葉県 佐倉市城内町 117 )

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