「戯画図巻」の世界 競う神仏、遊ぶ賢人

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狩野派の絵師によって描かれた絵巻を読み解く『「戯画図巻」の世界 競う神仏、遊ぶ賢人』

 「スナイパー観音」としてSNSで話題になった、火縄銃をかまえる観音菩薩。

 他にも、殺生を禁じた釈迦は水辺で漁にいそしみ、怪力無双の弁慶は小さな一寸法師に追い回され、威厳ある雷神は足をカニに挟まれています。

 こうした、神仏、鳥獣、歴史上の著名人たちが、諧謔に満ちたコラボレーションを繰り広げるのは、狩野派の絵師たちの手で描かれた、江戸時代前期の絵巻「戯画図巻」です。

 なぜこのように一風変わった絵巻が作られたのでしょうか。また、それぞれの絵は何を意味しているのでしょうか。

 文学、美術史、歴史学の研究者が集まり、謎の解明に挑んだのが本書です。

書誌情報

  • 書名:「戯画図巻」の世界 競う神仏、遊ぶ賢人
  • 編者:齋藤 真麻理
  • 仕様:B5変型判・フルカラー160頁
  • 定価:3,300円(本体3,000円+税)
  • 発売日:2024年3月13日
  • ISBN:9784044007737
  • 発行:株式会社KADOKAWA

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