旧綿貫家住宅 : 浦和くらしの博物館民家園

埼玉県文化財・史跡

★★★★★
0件
 
綿貫家は、常盤2丁目の旧中山道沿い、旧浦和宿の中心部よりやや北に位置し、屋号を「菱屋」と呼び、明治35年(1902年)の「浦和町営業便覧」では「肥料荒物商 綿貫與助」とあり、他には、砂糖、米穀なども扱っていました。
なお、初代與喜知(智)は町政の要職を勤めたほか、商業振興などにも活躍した人物で、市指定有形文化財「綿貫家の算木および関係文書」は、與喜知(智)が養子に来る際、当家に持参したものです。
綿貫家の住宅は、東西に細長い敷地をもち、通りに面した塗屋(ぬりや)造りの店蔵と、その奥につながる裏座敷からなっていました。敷地南側の通りから裏の2棟の石倉まである広い空間は、当時から荷車による商品の搬入搬出に使っていたといいます。石倉は大谷石積みで、商品倉庫として使用されていた。裏座敷部分は平成3年に解体され、跡地には当家の住居が建っている。
旧綿貫家住宅として復原された店蔵は、旧中山道に面して建っていた平入りの「つし(厨子)」2階切妻造りで、規模は桁行(間口)4間、梁間(奥行)3間で、正面(西側)3尺5寸の桟瓦葺下屋がつきます。虫籠に似ていることから、虫籠窓(むしこまど)と呼ばれている格子窓も特徴的です。

レビュー

 

訪れたらレビューや写真を投稿しよう

 

詳しい情報

名前旧綿貫家住宅 : 浦和くらしの博物館民家園(きゅうわたぬきけじゅうたく)
カテゴリ文化財・史跡
住所埼玉県さいたま市緑区下山口新田1179-1
建築年 江戸時代
[江戸時代末期〜明治時代初期]
棟数 1棟
入場料 無料
関連サイトhttps://www.city.saitama.jp...
最寄り駅JR 東浦和駅
交通手段
営業時間9時から16時30分
定休日月曜日(休日を除く)、休日の翌日(土曜日・日曜日・休日・休館日を除く)、年末年始(12月28日から1月4日)
休館日は変更することがあります
電話番号048-878-5025
駐車場ある

※情報は最新のものでない可能性もございます。サイト利用者全員で作るデータベースという性質上、情報の正確性は保証されるものではございませんので、訪れる際には事前にご本人様でご確認ください。

Googleマップで確認