金平糖

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情 報

まるで宝石のようなカラフルな色と、デコボコした突起のある個性的な形が特徴の、金平糖。最も良く知られている和菓子の1つ。

金平糖は、戦国時代に「南蛮菓子」の1つとして、ポルトガルから日本へ持ち込まれました。

その正確な年代については諸説ありますが、キリスト教の宣教師ルイス・フロイスが、当時の権力者だった織田信長に京都の二条城で謁見した際に、献上された品の中に金平糖があったという説が有力です。

江戸時代の初期には、金平糖は西日本を中心に流通し、主に「献上品」として使われていました。中期になると長崎などの一部の地域で作られるようになり、18世紀には庶民の間にも広まっていきました。

明治時代以降は「おめでたい高級お菓子」ということで、慶事の際の引き出物として使われる他、お土産物や来客用のお菓子としても人気となり、一般家庭にも広く親しまれるようになりました。皇室で慶事の際に引き出物として出されるボンボニエールにも、金平糖を加えて供されています。

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